ゆる起業家は儲かる？売上・収入・黒字率のリアルデータ

ゆる起業家は儲かっているのか？

「生活のため」よりも「自分らしく働くため」に起業する“ゆる起業”。
前回はゆる起業家の働き方をご紹介しました。

今回は、ゆる起業家の売上や収入を見てみましょう。

資料の出典は日本政策金融公庫　総合研究所調査「ゆるやかな起業 の実態と課題」です。

ゆる起業家の売上は

現在の売上状況は、「横ばい」が59.6％と大半を占めています（図－18）。「増加傾向」は24.4％と、ガチ起業家（39.4％）に比べて低くなっています。収入よりもやりがいを重視していることの現れとも言えます。

64％が黒字基調

　ゆる起業家の採算状況は64.7％が黒字。つまり、6割以上の人は収入が支出を上回っている状態です。ガチ起業家と比べて低いものの、大差はない印象です。

起業前と比べて収入が「増加した」割合は27.5％

起業前と比べて収入が増加した割合は27.5％と通常の起業家（47.1％）を下回っています。売上も下回っているので当然の結果といえます。

まとめ

売上や収入は控えめですが、6割以上が黒字で、自分の裁量で働ける時間を確保しています。
「もっと自由に働きたい」という方にとって、有力な選択肢と言えるでしょう。

次回は『ゆる起業家のリアルな悩み』です。

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