集客を始める:チラシ・WEB・口コミのリアル戦略

「広告にお金をかけられない」人でもできる集客の第一歩

「起業したけど、お客さんが来ない…」

起業=サービス開始、ではありません。

「知ってもらう」ための集客戦略が必要です。

特に港区は、人口が多い一方で競合も多いため、“伝え方”と“届け方”が鍵を握ります。

今回は、チラシ・WEB・口コミの3つを軸に、港区で実践できる初期集客のリアルな戦略をご紹介します。

目次

集客の基本:まず「誰に、何を届けるか」を明確に

集客は「やみくもに広く」ではなく、“誰に届けたいか”を明確にすることが何より重要です。

たとえば:
・30〜40代の働く女性向けのヨガ教室

・港区在住の小規模事業者向けの経理代行サービス

・芝浦エリアに特化した訪問型ペットケア

この「誰に」が定まると、どの手段でどう届けるかが決まってきます。

① チラシ:エリア密着型ビジネスに強い

港区では、紙のチラシが意外と強力な集客ツールになります。

・有効な設置・配布場所:
 港区立図書館(芝浦、赤坂、三田など)

・港区内の公共施設(文化センター、健康センター)

・コワーキングスペースやカフェ

・管理組合の許可が取れれば、マンション内掲示板

公的施設で設置してもらうのは敷居が高いと先入観を持ちがちですが、管理者の方にアプローチしてみると意外にOKされることも。
事例:ヨガ教室のチラシを図書館に設置 → 地域住民からの問い合わせが増加 → 初月で10人が体験申込

②WEB:小規模でも“検索”に備える仕組み

港区の住民・ビジネスパーソンは情報感度が高く、「検索で比較して選ぶ」傾向が強いです。

だからこそ、最低限のWEB対応は必須です。
最初にやるべきこと

Googleビジネスプロフィールの登録
例.「港区 ヨガ教室」など地域名×サービスで上位を目指す。
店舗ビジネスでは必須といえます。

ホームページやSNSは業態によって優先度が異なると思います。

nstagramはビジュアルに強い(教室・飲食向け)

Facebookはビジネス層、イベント集客に向いている

LINE公式アカウントはリピーター育成に最適

SNSは様々なツールがあるので手を広げるとメンテナンスが追い付かないなんていることも。
古い情報が放置されては逆効果です。

業種や運用体制に合わせて無理なく選択しましょう。


③口コミ・紹介:ゼロ円で始められる最強戦略

起業初期で広告費をかけられない時、最も頼れるのが「口コミ」や「紹介」です。

活用すべき人脈
・旧職場の同僚や友人

・地元のママ友・パパ友

・港区の起業セミナー・イベントで出会った人たち

やるべき行動:
・SNSで「始めました」投稿(写真付きが効果的)

・LINEやMessengerで個別に案内

・名刺交換した人に“定期的な活動報告”を送る

・一言で説明できるキャッチフレーズを用意
例.
「港区で、初心者向けヨガを週1開催しています」

「田町・芝浦エリア専門の経理パートナーです」

この“伝えやすさ”が紹介を生みます。


実際の支援事例から

サービス業の立ち上げと初期集客

50代の女性が自宅で少人数制のアロマケアサロンを開業。
「お金をかけずに集客したい」との相談を受け、以下を提案

・Googleビジネスプロフィール登録と簡易HP作成(創業補助金を活用)

・地域のヨガ教室・美容室との連携挨拶まわり

結果、2か月以内に月10名の新規顧客獲得に成功。
今ではリピーターが売上の7割を占めています。

まとめ:小さな一歩を重ねることが大事

集客は“ドカン”とやるものではなく、「小さな接点」を丁寧に重ねることです。

集客だけしても実際のサービスが追い付かなければ意味がありません。

やるべきことはたくさんあるように見えますが、一つずつ確実に整えていけば大丈夫。

まずは「チラシ1枚から」「プロフィール登録だけでも」といった小さな一歩を始めましょう。

▶︎ 「どう始めたらいいか分からない」方へ

チラシ作り、WEB掲載、SNS導線設計などについても、実際の事例をもとにアドバイスいたします。

▶︎ 迷っているあなたへ:無料相談をご活用ください

私は港区で日々、創業者の伴走支援を行っています。

もし「自分の想いをどう形にすればいいか分からない」「制度の使い方がよくわからない」といった不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

「好きなことを仕事にする」起業家の挑戦を応援する、東京都港区の起業支援会社です。
起業の道をともに歩むパートナーとして、豊富な実務経験と支援実績をもとに、実践的な伴走支援を行っています。
クライアントの夢の実現に向けて、専門性と創造性を活かしながら全力でサポートいたします。

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