事業計画書の書き方 第5回:経営者の経歴と自己PRの書き方

自己PR欄の意外な役割

事業計画書には「経営者の経歴」や「自己PR」を記載する欄があります。これは単に履歴書のように職歴を並べるだけでは不十分です。金融機関や支援者は「この人に事業を任せて大丈夫か」を見極めるために、この項目をじっくり確認します。事業の成否は経営者に大きく依存するため、人物評価は欠かせないのです。

アピールすべき3つの要素

自己PRでは次の要素を中心に書くと効果的です。

  1. 実績:これまでの職務経験や成果。特に事業に直結するもの。
  2. スキル:経営に役立つ知識や能力。営業力、マネジメント経験、専門資格など。
  3. 姿勢:誠実さ、学び続ける意欲、困難に向き合う覚悟。

例えば「10年間飲食店で勤務し、売上改善を担当」「中小企業診断士として経営支援の経験がある」など、事実に基づいて具体的に書くことが重要です。

過去から未来へのストーリーを作る

経歴は単なる羅列ではなく、「これまでの経験が現在の事業につながっている」というストーリーで示すと説得力が増します。さらに「今後もこの経験を活かして挑戦を続ける」という未来志向を添えることで、計画全体が一層信頼されるものになります。

弱点も工夫して伝える

自己PRでは、苦手な分野や未経験の領域がある場合も正直に触れて構いません。ただし「そこは専門家と連携する」「今後学んでいく」といった解決策を添えることで、逆に誠実さや成長意欲を伝えることができます。

「起業に関心がある」方へ

起業を考えているが迷っている。具体的にどうしたらよいかわからない。。。

そんなお悩みに、アドバイザーとして一緒に伴走します。

必要なのは、「少しの整理」と「最初の一歩」です。

▶︎ 迷っているあなたへ:無料相談をご活用ください

私は港区で日々、創業者の伴走支援を行っています。

もし「自分の想いをどう形にすればいいか分からない」「制度の使い方がよくわからない」といった不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「好きなことを仕事にする」起業家の挑戦を応援する、東京都港区の起業支援会社です。
起業の道をともに歩むパートナーとして、豊富な実務経験と支援実績をもとに、実践的な伴走支援を行っています。
クライアントの夢の実現に向けて、専門性と創造性を活かしながら全力でサポートいたします。

目次