港区の特定創業支援等事業とは?④

港区で特定創業支援等認定を取るには?

創業セミナーと創業アドバイザー制度の実務解説


目次

はじめに

港区で起業を考えている方から、
特定創業支援等事業について、こんな質問をよく受けます。

「結局、どうすれば認定が取れるんですか?」
「何か試験があるんですか?」
「時間はどれくらいかかりますか?」

制度の概要は説明されていても、
「実際の取り方」が分かりにくい のが正直なところです。

この記事では、
港区で
特定創業支援等認定を取得するための方法を、
実務目線で整理します。


港区で認定を受けるための基本ルート

港区で特定創業支援等認定を受ける方法は、
大きく分けて 次の2つ です。


方法① 創業セミナーを受講する

港区が指定する 創業セミナー を受講し、
一定の要件を満たすことで、認定対象となります。

創業セミナーの特徴

  • 経営・財務・人材育成・販路開拓といったテーマを体系的に学ぶ
  • 数回に分けて実施されることが多い
  • 座学中心で、起業前の全体像をつかみやすい

向いている方

  • これから起業を考え始めた方
  • 事業計画をゼロから整理したい方
  • まずは基礎知識を身につけたい方

注意点

  • 受講しただけで自動的に認定されるわけではない
  • 出席要件や修了条件が設定されている
  • スケジュールが合わないと時間がかかる場合がある

方法② 創業アドバイザー制度を利用する(実務ではこちらが多い)

もう一つの方法が、
港区の創業アドバイザー制度を利用する方法です。

創業アドバイザー制度とは

港区が用意する制度で、

  • 創業前後の方を対象に
  • 専門家(中小企業診断士など)が
  • 継続的に相談対応を行う

仕組みです。

この制度を通じて、

  • 経営
  • 財務
  • 販路
  • 事業計画

といったテーマについて、
複数回の相談を行うことで、特定創業支援等事業の要件を満たします。


実務的には「アドバイザー制度」が選ばれる理由

現場感覚としては、
創業アドバイザー制度を使って認定を目指す方が多いです。

理由は次のとおりです。

  • 自分の事業内容に即して相談できる
  • 事業計画・融資・補助金と同時に進められる
  • スケジュール調整がしやすい

特に、

  • 創業融資を検討している
  • 補助金申請を見据えている

方にとっては、
実務と認定取得を同時に進められる点が大きなメリットです。


認定までの大まかな流れ(イメージ)

創業アドバイザー制度を使う場合、
流れはおおむね次のようになります。

  1. 港区の窓口に相談・制度利用の申込み
  2. 創業アドバイザーとの初回面談
  3. 複数回の継続相談(事業計画・資金計画など)
  4. 要件充足後、認定申請
  5. 港区から「特定創業支援等認定」を受領

※ 実際の回数や期間は、個別状況により異なります。


「認定だけを目的」にしない方がよい理由

実務でよくある失敗が、

「とりあえず認定だけ取れればいい」

という考え方です。

特定創業支援等事業の本来の目的は、

  • 起業準備の整理
  • 事業計画の精度向上
  • 次の制度(融資・補助金)への接続

にあります。

認定は 結果 であって、
ゴールではありません。


よくある質問(取得方法に関するもの)

Q. 起業後でも認定は取れますか?

→ はい、可能です。ただし、起業後の期間や状況によっては対象外になることがあります。

Q. セミナーとアドバイザー制度、両方必要ですか?

→ いいえ、どちらか一方で要件を満たせば認定対象になります。

Q. 認定までどれくらいかかりますか?

→ セミナー受講の場合は、開催のタイミングによります。年に3~4回程度のため
 スケジュールには余裕を持つことをおすすめします。お急ぎの場合は創業アドバイザー制度の利用をお勧めします。


まとめ|港区での認定取得は「段取り」が重要です

港区で特定創業支援等認定を取る方法は、

  • 創業セミナーの受講
  • 創業アドバイザー制度の利用

という 明確なルート が用意されています。

大切なのは、

認定を「単独の目的」にせず、
起業準備・融資・補助金とどうつなげるか

を考えながら進めることです。


次回予告

次回は、

港区で特定創業支援等認定を取ると
具体的にどんなメリットがあるのか

について、

  • 法人設立費用の軽減
  • 補助金・助成金との関係
  • 注意点と誤解

を整理します。

結論から言うと、
特定創業支援等認定は“融資の合否を決める切り札”ではありません。
しかし、創業融資の評価プロセスにおいて、確実にプラスに働く場面はあります。

この記事では、
特定創業支援等認定が 創業融資で「どこまで」「どう評価されるのか」 を、
制度論ではなく 金融機関の見方・実務の感覚 で整理します。



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この記事を書いた人

「好きなことを仕事にする」起業家の挑戦を応援する、東京都港区の起業支援会社です。
起業の道をともに歩むパートナーとして、豊富な実務経験と支援実績をもとに、実践的な伴走支援を行っています。
クライアントの夢の実現に向けて、専門性と創造性を活かしながら全力でサポートいたします。

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