第20回:フランチャイズ加盟後1年目で差がつくオーナーの習慣
フランチャイズ加盟後の 最初の1年 は、その後の経営人生を左右する重要な期間です。
同じ本部、同じ立地、同じ条件でスタートしても、
1年後には「順調に伸びている店」と「伸び悩み始める店」に、はっきり分かれます。
私はセブン‐イレブン時代、数多くの新店オーナーを見てきましたが、
成功する人には共通した “習慣” がありました。
能力や経験ではなく、日々の積み重ねの違いです。
① 毎日「数字を短時間で見る」習慣
成功するオーナーは、
売上・客数・客単価・人件費を 毎日5分でも確認 しています。
ポイントは、
完璧に分析しようとしない
前日・前年と比べる
違和感に気づく
数字を見ることが目的ではなく、
「変化に早く気づくこと」 が目的です。
1年目にこの習慣が身につくかどうかで、大きな差が生まれます。
② 本部・SVを“使い倒す”習慣
成功するオーナーほど、SV(スーパーバイザー)を遠慮なく使います。
・うまくいっている点を確認する
・他店事例を聞く
・数字の見方を教えてもらう
・改善案を一緒に考える
一方、伸び悩むオーナーは、
「迷惑をかけたくない」
「自分で何とかしよう」
と抱え込んでしまいます。
本部は使ってこそ価値があります。
③ 現場で「観察する」習慣
成功するオーナーは、
作業をしながらも、常に 観察 しています。
・お客様はどこで立ち止まるか
・どの商品が手に取られているか
・スタッフは迷っていないか
現場の違和感は、
数字より先に兆候として現れます。
④ 小さく試し、すぐ修正する習慣
1年目から完璧を目指す必要はありません。
成功するオーナーは、
「小さくやって、反応を見て、すぐ直す」
を繰り返しています。
売場変更、POP、配置、人の動き。
小さな改善の積み重ねが、
1年後に大きな差になります。
⑤ 学び続ける姿勢を持つ習慣
成功店ほど、オーナーが学び続けています。
・他店視察
・本部研修
・数字の読み方
・人材育成
「もう分かった」と思った瞬間から、成長は止まります。
まとめ
1年目は「利益を出す年」ではなく、「経営者になる年」。
数字を見る。
現場を見る。
人を見る。
本部を使う。
小さく改善する。
この習慣を身につけたオーナーは、
2年目以降、確実に強くなります。
次回 第21回 は、
「フランチャイズで失敗しやすい人が必ず持っている思考パターン」
をお届けします。
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