第26回:フランチャイズ経営で「伸び続ける店舗」が必ずやっている習慣
フランチャイズ経営には、
「開業直後は好調だったが、数年で伸び悩む店舗」と
「年数を重ねるほど安定し、じわじわ成長していく店舗」
の2種類があります。
同じブランド、同じ仕組みでも、この差は確実に生まれます。
私はセブン‐イレブン時代、長年にわたって安定成長している店舗には、ある共通した“習慣”があることに気づきました。
それは、特別な才能ではなく、地味だが継続的な行動です。
① 「現状維持」を選ばない
伸び続ける店舗のオーナーは、「今うまくいっているから、このままでいい」と考えません。
・売場は定期的に見直す
・品揃えは微調整を続ける
・スタッフ教育は常に改善する
・数字は毎週見直す
大きな改革ではなく、小さな改善を止めないこと。
これが、長期的な差になります。
② 「お客様の変化」を観察し続けている
地域の客層は、少しずつ変わっていきます。
・家族層が増えた
・高齢者が増えた
・学生が減った
・近くに新しい施設ができた
伸びる店舗は、こうした変化を敏感に察知し、
売場・商品・サービスを微調整しています。
つまり、「昨日のお客様」と「今日のお客様」は違うという前提で動いているのです。
③ スタッフを「戦力」として育て続けている
伸び続ける店舗は、
オーナーがいなくても回る時間が徐々に増えていきます。
それは放任ではなく、
・役割を明確にし
・判断基準を共有し
・振り返りを習慣化し
・任せながら育てる
という育成を、地道に続けているからです。
結果として、
「人が育つ → 現場が強くなる → 売上が安定する」
という好循環が生まれます。
④ 数字を「評価」ではなく「対話の材料」として使う
伸びる店舗では、
売上や客数、客単価、人件費といった数字を
「責める材料」ではなく、「考える材料」として使っています。
・なぜこの時間帯が伸びたのか
・なぜこの商品が動いたのか
・なぜこの日は落ちたのか
数字を使って現場と対話する。
これが、改善が止まらない最大の理由です。
まとめ
伸び続ける店舗の正体は、「特別なことをしている店」ではなく、「当たり前のことをやり続けている店」
改善を止めない。
観察を止めない。
育成を止めない。
対話を止めない。
この積み重ねが、
数年後に「強い店舗」としての差になります。
次回 第27回 は、
「フランチャイズオーナーが“2店舗目”を出す前に必ず考えるべきこと」
をお届けします。
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