第28回:フランチャイズと個人起業、どちらを選ぶべきか?
起業相談を受けていると、必ず聞かれる質問があります。
それが、
「フランチャイズと、ゼロからの個人起業、どちらがいいのでしょうか?」
というものです。
結論から言えば、正解は一つではありません。
大切なのは、「どちらが優れているか」ではなく、**「自分に合っているか」**です。
私はセブン‐イレブン時代、数多くのフランチャイズオーナーを見てきましたし、現在は個人起業家の支援も行っています。
その両方を見てきた立場から、それぞれの特徴を整理します。
① フランチャイズ起業に向いている人
フランチャイズが向いているのは、次のようなタイプです。
・ゼロから商品やサービスを作るのは苦手
・ある程度「型」がある方が安心できる
・一人で判断するより、相談できる相手がほしい
・経営経験がほとんどない
・できれば早く安定収入を作りたい
フランチャイズは、
「経営の仕組みを使って独立する方法」
だと言えます。
成功のカギは、
本部のノウハウを「守る」ことと、「素直に実行すること」です。
② 個人起業(ゼロから起業)に向いている人
一方で、個人起業が向いているのは、次のような人です。
・自分のアイデアや専門性で勝負したい
・人に指示されるのが苦手
・仕組みを守るより、自分で工夫したい
・時間をかけて事業を育てる覚悟がある
・最初は収入が不安定でも耐えられる
個人起業は、
「自由度が高い代わりに、すべて自己責任」
という世界です。
成功すれば大きなリターンがありますが、
軌道に乗るまでの不安定さは避けられません。
③ 比較のポイントは「収入」ではなく「性格」
よくある誤解が、
「どちらの方が儲かるか」で選ぼうとすることです。
しかし実際には、
・フランチャイズでも失敗する人は失敗する
・個人起業でも成功する人は成功する
差を生むのはビジネスモデルではなく、
本人の性格・価値観・働き方の志向です。
まとめ
起業の方法選びは、ビジネス選びではなく「生き方選び」である。
・安定性を重視するならフランチャイズ
・自由度と創造性を重視するなら個人起業
どちらが正しいかではなく、
「どちらなら自分が納得して続けられるか」で選ぶことが、
後悔しない起業への第一歩です。
次回 第29回 は、
「フランチャイズ起業で後悔しないためのチェックリスト」
をお届けします。
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