第29回:フランチャイズ起業で後悔しないためのチェックリスト
フランチャイズ起業は、「始める前の判断」で結果の8割が決まると言っても過言ではありません。
実際、うまくいっているオーナーほど、加盟前に驚くほど冷静に準備をしています。
逆に、後悔する人ほど「勢い」や「雰囲気」で決めてしまっています。
ここでは、これからフランチャイズ加盟を検討する方が、必ず自分に問いかけてほしいポイントをまとめました。
① 本当に「その業態」でやりたいのか
「儲かりそうだから」「有名だから」という理由だけで選ぶと、長く続きません。
・その仕事を5年後もやっている姿を想像できるか
・現場作業を苦に感じないか
・その業界の価値観に共感できるか
フランチャイズは“仕事”である前に、“生活”になります。
② 数字を現実的に理解しているか
加盟説明会では、どうしても「うまくいったモデルケース」が強調されます。
必ず次の視点で考えてください。
・売上が計画の7割だったらどうなるか
・人件費が想定より高くなったらどうなるか
・半年間赤字が続いても耐えられるか
楽観ではなく、「悲観シナリオ」で成立するかが重要です。
③ 契約書を理解した上でサインしようとしているか
「だいたい分かりました」で契約書にサインしてしまう人は少なくありません。
しかし契約書は、トラブル時にあなたを守る唯一の根拠です。
・解約条件
・違約金
・更新条件
・ロイヤリティの仕組み
・本部の義務範囲
ここに疑問が残っている状態での契約は危険です。
④ 家族は本当に理解しているか
家族が「なんとなく賛成している」状態と、「腹落ちして応援している」状態はまったく違います。
・収入の変動
・働き方の変化
・生活リズム
・最悪のケース
これらを具体的に共有できているかは、後々大きな差になります。
⑤ 「覚悟」ではなく「準備」で決めているか
成功している人ほど、「気合」ではなく「準備」で決断しています。
・資金計画
・情報収集
・現地見学
・既存店ヒアリング
・家族との対話
準備の質が、そのまま成功確率の差になります。
まとめ
フランチャイズ起業で後悔しない人は、「勢いで決めた人」ではなく、「丁寧に確認した人」である。
不安がゼロになることはありません。
しかし「納得した上で踏み出す」ことはできます。
この違いが、数年後の満足度を大きく左右します。
次回はいよいよ最終回、
第30回「フランチャイズ起業という選択をどう活かすか」 をお届けします。
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