シニアの起業が増えてきた
人生100年時代と言われはじめて久しいです。50歳は人生の中間地点であり、これからの生き方、働き方を考えるタイミングではないでしょうか。
「会社に残る」、「転職する」、「起業する」、「引退して趣味に没頭する」、、、。
いろいろな選択肢があるなかで、50代起業を選択する人(シニア起業家と呼ばせていただきます)が増えてきています。
日本政策金融公庫「2024年度 新規開業実態調査」によると2024年の起業者は12万人で50代以上が22.8% 27,360人。10年前の2014年は1万7千人で、この10年間で50歳以上の起業者数は約1.6倍に増加しています。
この調査は融資申請者が母集団のため、自己資金だけで開業した無借金起業者は含まれておらず、実態はもっと多いかもしれません。
シニア起業が増えた3つの理由
シニア起業が増えた主な理由は以下の3点とがんが得られます。
理由①:健康寿命の延びと働く意欲
「人生100年時代」と言われるように、60歳を過ぎても元気な方が増えています。
「社会と関わり続けたい」「やりがいを持って働きたい」という想いが、起業という形で実現されています。
理由②:自己資金の余裕と信用力
退職金や貯蓄を活用し、若年層よりも余裕を持った起業準備が可能です。
また、キャリアによる信用力から、融資を受けやすいというメリットもあります。
理由③:経験を生かせる起業領域が多い
講師業・コンサル業・地域密着型店舗など、これまでの経験や人脈を生かせる分野が多数あります。
特に地域ニーズとマッチしたビジネスは、社会貢献と収益性を両立できます。
50代からの起業は、遅くない
起業家の平均年齢は上昇傾向にあり、43.6歳です。

50代・60代は「好きなことを仕事に変えるチャンスが最も多い時期」でもあります。
これまで培ってきた経験、人脈、そして資金力。これらを活かせる今こそが、「人生をもう一度デザインする」タイミングかもしれません。
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