スモールビジネスマーケティング入門 小さな会社の戦い方

目次

はじめに

このブログシリーズでは、岩崎邦彦先生の理論である「スモールビジネスマーケティング」をベースに、小さな会社や起業家の方々がすぐに活かせる実践的なヒントを30回にわたって紹介していきます。
しかしその前に、なぜ私が岩崎先生の理論に注目し、このテーマを選んだのか。まずはその背景と、先生とのご縁についてお話ししたいと思います。


岩崎邦彦先生とは

岩崎邦彦先生は、静岡県立大学経営情報学部の教授であり、中小企業・小規模事業の現場を長年研究されてきた第一人者です。著書『スモールビジネスマーケティング』は、マーケティングを大企業向けの理論から切り離し、小規模事業者のための現場感覚あふれる理論として体系化されています。

特徴的なのは、単なる理論ではなく 「現場で実際に活かせる知恵」 にまで落とし込まれていることです。

  • 顧客起点で考えること
  • 大企業を真似するのではなく、小規模ならではの強みを活かすこと
  • 「引き算する勇気」を持ち、すべてに手を出さず集中すること

こうした考え方は、多くの中小企業診断士や実務家に支持されています。


港区でのセミナーと私の役割

私が岩崎先生と出会ったのは、約4年前。港区で中小企業や起業家を対象にした支援事業の一環として、セミナーを開催したことがきっかけです。以来、毎年のように港区の事業で岩崎先生にご登壇いただいています。

私はそのセミナーの運営担当を務め、講義の企画・実施の裏方を担ってきました。会場で先生の講義を拝聴しながら、毎回強く感じたのは、先生の言葉が「理論」ではなく「現場の課題に直結している」ということです。参加者の経営者や創業者も、頷きながら熱心にメモを取っておられ、その反応からも理論の実効性を実感しました。


なぜこの理論を広めたいのか

港区で経営相談に携わる中で、私は多くの起業家や小規模事業者に出会います。その中でよく聞く悩みは、

  • 「大企業のように広告費をかけられない」
  • 「強みがわからず、どう差別化すればいいか悩んでいる」
  • 「顧客を広げたいけれど、何から始めればよいかわからない」

こうした声に対して、岩崎先生のスモールビジネスマーケティングは非常に有効な処方箋になります。特に 「大きな市場で戦う必要はない。小さくても独自の価値を提供できれば顧客に選ばれる」 という考え方は、多くの経営者の心を軽くするものです。


このブログシリーズの目的

そこで私は、岩崎先生から学んだ理論を、自分の経験や支援現場の事例と組み合わせながら整理し、ブログとして発信することにしました。

  • 理論をわかりやすく解説する
  • 実際の起業支援や地域での事例を交える
  • 読んだ人が「明日から試せる一歩」を持ち帰れるようにする

この3つを大切にしながら進めていきます。

まとめ

補岩崎邦彦先生とのご縁は、4年前に港区で始まりました。以来、私はセミナー運営を通じて先生の講義に触れ、その実践的な理論の力を目の当たりにしてきました。

このシリーズは、そうした経験に裏打ちされた内容として、読者の皆さまにお届けしていきます。大企業の真似をするのではなく、小さな会社だからこそできる戦い方を見つける。そのヒントを、この30回の連載で一緒に学んでいければと思います。や効果を判断できません。逆に数値が整理されていれば、計画の信頼性が高まり、採択率も大きく向上します。



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この記事を書いた人

「好きなことを仕事にする」起業家の挑戦を応援する、東京都港区の起業支援会社です。
起業の道をともに歩むパートナーとして、豊富な実務経験と支援実績をもとに、実践的な伴走支援を行っています。
クライアントの夢の実現に向けて、専門性と創造性を活かしながら全力でサポートいたします。

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