第9回:フランチャイズに向いている人・向いていない人の特徴
フランチャイズ起業は、未経験者でも成功しやすい仕組みですが、
誰にでも向いているわけではありません。
実際、私がセブン‐イレブンで数百人の加盟者を見てきた中で、
同じ環境・同じ仕組みでも大きく差がつく現実を目の当たりにしてきました。
その差を生み出すのは、資金力や経験ではなく、
「姿勢」や「考え方」の違いです。
では、フランチャイズで成功するのはどんな人で、
失敗しやすいのはどんな人なのか。
ここではその特徴を率直にお伝えします。
<向いている人の特徴>
① 素直な人
成功モデルをまずはそのまま実行できる人。
自己流でアレンジする前に、型を理解し忠実に再現できる人は伸びます。
素直さは最大の才能です。
② 行動が早い人
数字を見て、改善点があればすぐに動ける人。
スピードの差が、売上の差になります。
③ 人を大切にできる人
フランチャイズは「人で決まるビジネス」です。
スタッフを褒め、成長を支援し、チームをつくれる人は成功します。
④ 現場に立てる人
現場を知り、スタッフを知り、顧客を理解できる人。
現場を離れすぎると、経営判断は必ずズレます。
⑤ 数字に向き合える人
客数、客単価、廃棄、人件費――数字は本音そのもの。
感覚で経営する人より、数字で判断できる人は強いです。
<向いていない人の特徴>
① 「楽に儲けたい」と考える人
フランチャイズは魔法ではありません。
仕組みを使い、努力して成果を出すビジネスです。
② 何でも本部任せにする人
本部は伴走者であって、経営の主人公ではありません。
「全部お任せします」では経営は成り立ちません。
③ 人間関係が苦手で、スタッフと向き合えない人
人を動かせない人はビジネスを動かせません。
④ ネガティブに物事を捉える人
店舗には日々問題が起こります。
問題をチャンスと捉えるか、壁と捉えるかで結果は真逆になります。
⑤ 決断できない人
起業とは決断の連続です。
スピード感のない経営は、競争に勝てません。
まとめ
同じフランチャイズに加盟しても差がつくのは、
「仕組み × オーナーの姿勢」 の掛け算だからです。
フランチャイズは、正しい姿勢で向き合える人にこそ力を発揮します。
逆に、意識や覚悟が整っていない人には向きません。
次回第10回は、
「フランチャイズの収益構造を理解する──売上・利益・ロイヤリティの関係」
について詳しく解説します。
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