第22回:フランチャイズ加盟前に家族と必ず話し合うべき現実
フランチャイズ起業は、事業の選択であると同時に、家族の人生設計にも大きく影響する決断です。
ところが、加盟相談を受けていると、
「家族にはまだ詳しく話していません」
「とりあえず自分で決めてから説明します」
という方が少なくありません。
これは非常に危険です。
フランチャイズ起業でつまずく人の多くは、ビジネス以前に“家庭の足並み”が揃っていません。
私はセブン‐イレブン時代、
経営は順調なのに家庭不和が原因で店舗運営が崩れていくケースを何度も見てきました。
起業は「本人の挑戦」ですが、
生活は「家族全員のもの」だからです。
① 収入が不安定になる時期がある現実
開業直後は、想定どおりに売上が立たないこともあります。
初期投資の返済が始まり、手元資金が減る時期もあります。
この現実を共有せずに始めると、
「こんなはずじゃなかった」
「話が違う」
という不満が家庭内に生まれます。
② 労働時間と生活リズムの変化
特に飲食・小売系フランチャイズでは、
・早朝出勤
・夜間対応
・休日出勤
・突発的なトラブル対応
が避けられません。
家族の理解なしに進めると、
「仕事ばかり」「家にいない」という不満が蓄積します。
③ 最悪のケースも共有しておく
縁起でもないと思うかもしれませんが、
・売上が計画より伸びなかった場合
・体調を崩した場合
・撤退する場合
こうした 最悪のケース も事前に話しておくことが、信頼関係を守ります。
④ 家族を「味方」にできるかが最大の差
成功しているオーナーの多くは、
・配偶者が相談相手
・子どもが応援している
・家庭が精神的な支えになっている
という共通点があります。
家族が味方になると、
経営判断が冷静になり、踏ん張りどころで踏ん張れます。
まとめ
フランチャイズ起業は、家族との共同プロジェクトである。
収入、時間、リスク、最悪の想定。
これらを正直に共有し、納得してもらうことが、
長く続く経営の土台になります。
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