第25回:フランチャイズ加盟後に必ず直面する「最初の壁」とその乗り越え方
フランチャイズ加盟後、最初の数か月は多くのオーナーがこう感じます。
「思っていたより大変だ」
「こんなはずではなかった」
「自分は向いていないのではないか」
これは決して特別なことではありません。
むしろ、ほぼすべてのオーナーが通る“自然なプロセス”です。
問題なのは、この壁にぶつかったときに、どう受け止めるかです。
私はセブン‐イレブン時代、この「最初の壁」で踏みとどまれた人と、ここで気持ちが折れてしまった人の差を何度も見てきました。
① 最初の壁の正体は「理想と現実のギャップ」
開業前は、
「自由になれる」
「収入が上がる」
「やりがいがある」
といった期待が大きくなります。
しかし現実は、
・思うように売上が伸びない
・クレーム対応がつらい
・スタッフが思いどおりに動かない
・休みが取りづらい
こうした現実に直面したとき、
「失敗したかもしれない」と感じてしまうのです。
しかしこれは失敗ではなく、
経営者としての現実を知り始めたサインです。
② 壁を越えられる人の共通点
壁を乗り越えるオーナーには、共通点があります。
・「うまくいかないのが普通」と理解している
・すぐに結果を求めすぎない
・SVや本部に相談する
・他店事例を素直に取り入れる
・改善を“やめない”
逆に壁を越えられない人は、
「こんなはずじゃなかった」と考え続け、行動が止まります。
経営において最も危険なのは、
失敗ではなく「止まること」です。
③ 壁を越えるためにやるべきことはシンプル
特別な才能は必要ありません。
やるべきことはとてもシンプルです。
・数字を見る
・現場を見る
・人を見る
・小さく改善する
・相談する
・続ける
これを続けられる人は、
気づけば1年後にまったく違う景色を見ています。
まとめ
最初の壁は、失敗のサインではなく「経営者になり始めた証拠」
つらい時期があるからこそ、
判断力が身につき、
人を見る目が育ち、
経営者としての土台ができていきます。
この壁を超えられた人が、
フランチャイズ経営を長く安定させていきます。
次回 第26回 は、
「フランチャイズ経営で“伸び続ける店舗”が必ずやっている習慣」
をお届けします。
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